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住まいの基本単位「モジュール」とは?

- 住まいの設計におけるモジュール家づくりやリフォームを検討する際に、「モジュール」という言葉を耳にすることがあるでしょう。これは、住宅の設計図を描く上で基本となる寸法の単位を指します。例えば、部屋の広さを決める際に「6畳」や「8畳」といった表現を用いますが、この「畳」もモジュールの一つといえます。日本では古くから畳のサイズを基準に家の寸法が決められてきました。そして、現代の住宅建築においても、畳のサイズを基にしたモジュールが用いられることがあります。その他にも、柱と柱の間隔や、壁の位置などを決める際にも、モジュールを基準にすることで、設計や施工がしやすくなるというメリットがあります。また、家具の配置計画も立てやすくなるため、快適な生活空間を実現する上でも役立ちます。モジュールには、日本で古くから使われている尺貫法に基づくものと、メートル法に基づくものがあります。最近では、メートル法に基づくモジュールを採用する住宅が増えてきています。家づくりを検討する際には、間取りやデザインだけでなく、どのようなモジュールが採用されているのかにも目を向けてみると、より深く住宅設計を理解することができます。
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日本の心、畳と藺草

- 畳に使われる藺草畳は、日本の伝統的な和室には欠かせないものです。あの独特ない草の香りは、心を落ち着かせ、やすらぎを与えてくれます。畳の表面に使われているのが藺草です。藺草は、湿地に生えるイグサ科の植物で、日本では全国各地で栽培されてきました。特に熊本県八代地方で生産される「ひのみどり」は、品質の良さで知られています。藺草は、成長が早く、一年で収穫できるため、昔から畳の材料として重用されてきました。畳は、藺草の優れた特性を生かしています。まず、藺草は、調湿効果に優れており、部屋の湿度を調整してくれるため、夏は涼しく、冬は暖かいという快適な空間を作ります。また、藺草の香りは、心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらすと言われています。さらに、藺草には、弾力性があり、衝撃を吸収してくれるため、転倒時の怪我防止にも役立ちます。近年では、住宅の洋風化が進み、和室のある家は減ってきています。それに伴い、畳を見る機会も少なくなってきています。しかし、畳は、日本の風土に合った、優れた特性を持つ床材です。畳の香りと肌触りは、日本人の心を和ませるものです。これからも、日本の伝統文化の一つとして、大切に守っていきたいものです。