和室

内装

日本の心、畳と藺草

- 畳に使われる藺草畳は、日本の伝統的な和室には欠かせないものです。あの独特ない草の香りは、心を落ち着かせ、やすらぎを与えてくれます。畳の表面に使われているのが藺草です。藺草は、湿地に生えるイグサ科の植物で、日本では全国各地で栽培されてきました。特に熊本県八代地方で生産される「ひのみどり」は、品質の良さで知られています。藺草は、成長が早く、一年で収穫できるため、昔から畳の材料として重用されてきました。畳は、藺草の優れた特性を生かしています。まず、藺草は、調湿効果に優れており、部屋の湿度を調整してくれるため、夏は涼しく、冬は暖かいという快適な空間を作ります。また、藺草の香りは、心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらすと言われています。さらに、藺草には、弾力性があり、衝撃を吸収してくれるため、転倒時の怪我防止にも役立ちます。近年では、住宅の洋風化が進み、和室のある家は減ってきています。それに伴い、畳を見る機会も少なくなってきています。しかし、畳は、日本の風土に合った、優れた特性を持つ床材です。畳の香りと肌触りは、日本人の心を和ませるものです。これからも、日本の伝統文化の一つとして、大切に守っていきたいものです。