電気設備 フロアダクト方式:未来を見据えたオフィス設計
- フロアダクト方式とはフロアダクト方式とは、主にオフィスビルなどで見られる電気配線方法の一つです。床下に格子状に組まれた金属製のダクト(配線用の管)を設置し、その中に電線を通して電気供給を行う仕組みです。従来の電気配線では、壁や天井裏に配線を通す必要がありました。そのため、オフィスのレイアウト変更や増築の際に、配線の位置を変更する大規模な工事が必要となるケースも少なくありませんでした。一方、フロアダクト方式では、床面に設置されたコンセントから自由に電源を取ることが可能です。そのため、机の配置換えやパーテーションの設置といった小規模なレイアウト変更であれば、容易に対応できます。また、電話回線やLANケーブルなどもダクト内に通すことができるため、オフィス環境の変化に合わせた柔軟な配線が可能となります。このように、フロアダクト方式は、オフィスレイアウトの自由度を高め、将来的な変更にも柔軟に対応できるという点で、多くのメリットがあります。そのため、近年多くのオフィスビルで採用されている配線方式と言えるでしょう。
