電気設備 引越しで忘れずに！分電盤の確認ポイント
- 分電盤の役割とは分電盤は、住宅で電気を安全かつ効率的に利用するために欠かせない、まさに心臓部のような役割を担っています。ここでは、分電盤の重要な役割について詳しく解説していきます。まず、電力会社から送られてきた電気は、そのままでは家庭内で使うことができません。そこで分電盤の出番です。分電盤は、電力会社から送られてきた高圧の電気を、家庭で使える電圧に変換する役割を担っています。そして、変換された電気は、分電盤から各部屋のコンセントや照明器具などに分配されます。さらに、分電盤には、安全を守るための重要な装置が備わっています。例えば、漏電ブレーカーは、電気機器の故障や配線の損傷などによって発生する漏電を感知し、感電事故を防ぐために電気を遮断します。また、安全ブレーカーは、電気を使いすぎると電流が流れすぎてしまうことを防ぎ、火災の発生リスクを抑制する役割を担います。このように、分電盤は電気を安全に利用するために、電力供給の管理と安全確保という二つの重要な役割を担っています。日頃から分電盤の状態をチェックし、安全に電気が使えているか確認することが大切です。