エレベーター

電気設備

引越しで忘れがちな動力設備の確認

- 動力設備とは-# 動力設備とは引越しでは、家具や家電製品に目が行きがちですが、「動力設備」も見落としがちです。動力設備とは、電気の力を機械の力に変える装置のことで、私たちの生活を支える重要な役割を担っています。例えば、毎日のように利用するエレベーターやエスカレーターも動力設備の一つです。また、室内の温度を快適に保つエアコンや、新鮮な空気を循環させる換気設備も動力設備に含まれます。さらに、火災発生時に建物を火災から守る消火栓も、動力設備の重要な役割の一つです。これらの動力設備は、家庭用電源とは異なる高い電圧の電気を動力源としています。そのため、専門的な知識と技術が必要となるため、引越しの際には注意が必要です。うっかり手を出すと大変危険なので、専門の業者に依頼するなどして、安全を確保するようにしましょう。動力設備の取り扱いについては、事前に管理会社や専門業者に相談することをおすすめします。
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引っ越しにおける「縦持ち」とは?

- 引っ越し作業における縦持ちとは引っ越し作業における「縦持ち」とは、大型の家具や家電製品などを階段を使って階上または階下へ移動させる作業のことを指します。一戸建て住宅だけでなく、マンションやアパートなどの集合住宅へ引っ越す際にも、この縦持ち作業が必要となる場合があります。集合住宅の場合、建物にエレベーターが設置されていれば、大きな荷物も比較的楽に運ぶことができます。しかし、エレベーターが設置されていない建物や、エレベーターがあっても荷物のサイズが大きすぎて入らない場合には、階段を使って荷物を運ぶしかありません。このような状況で必要となるのが、縦持ち作業です。縦持ち作業は、経験豊富な引っ越し業者にとっても、高い体力と特殊な技術が求められる作業です。狭い階段を、傷つけずに荷物を運び上げるのは至難の業であり、場合によっては、窓からクレーンを使って搬入・搬出を行うこともあります。引っ越し業者に見積もりを依頼する際には、縦持ち作業が必要かどうかを事前に伝えておきましょう。縦持ち作業が発生する場合、作業員の人数や作業時間、使用する道具などが変わるため、引っ越し料金に影響を与える可能性があります。引っ越し業者の担当者としっかりと打ち合わせを行い、見積もり内容を確認することが大切です。
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引越し用語「4無」とは?知っておきたい注意点と対策

- 「4無」の意味とは?「4無」とは、引越し業界でよく使われる専門用語で、4階建ての建物にエレベーターが設置されていない状態のことを指します。日本の建築基準法では、安全性の観点から、5階建て以上の建物にはエレベーターの設置が義務付けられています。しかし、4階建て以下の建物には、この法律は適用されません。そのため、特に築年数が経過したマンションやアパートなどでは、4階建てであってもエレベーターが設置されていないケースが少なくありません。このような「4無」の物件は、引越しをする際には注意が必要です。なぜなら、荷物の搬入や搬出を、階段を使って人力で行わなければならないからです。冷蔵庫や洗濯機といった大型家具や家電製品を、階段を使って運ぶのは大変な重労働になります。また、階段が狭かったり、天井が低かったりする場合は、搬入自体が困難になる可能性もあります。そのため、もし「4無」の物件に引越しをする場合は、事前に引越し業者に相談し、見積もりを取るようにしましょう。その際、荷物の量や大きさ、階段の形状などを詳しく伝えることが大切です。